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Text File  |  1998-05-11  |  7KB  |  128 lines
  1. MUSASHI-J
  2. ☆★☆ユーザーズマニュアル（１）☆★☆
  3.  
  4.  
  5. 　この書類は、MUSASHIの使用方法についての説明を記しています。ぜひ、ご覧ください。
  6.  
  7.  
  8. 起動
  9. １.はじめてMUSASHIを起動する場合。
  10. 　最初に利用者の名前とパスワードを登録するためのダイアログが表示されます。これは、MUSASHIをマルチユーザモードで使用する際に必要なものですが、シングルユーザモードで使用する際にも必ず入力してください。これは、POPサーバのユーザIDやパスワードとは関係ありませんので、お好きな名前を入力してください。
  11.  
  12. ２.MUSASHI 1.xを使用していた場合。
  13. 　起動時に、MUSASHI 1.xの初期設定ファイルをMUSASHI 2.x用に変換します。これは、保存されているメールの量などによって所用時間が異なります。一度ファイルを変換すると、２回目以降の起動では、変換を行いません。また、変換後も古い初期設定ファイルは、削除されません。
  14.  
  15. ３.マルチユーザモードで使用する場合。
  16. 　使用するユーザを選択するためのダイアログが表示されます。ここで、ユーザを選択し、次にパスワードを入力します。
  17.  
  18. ４.シングルユーザモードで使用する場合。
  19. 　起動時にパスワードを確認する設定の場合、パスワードを聞かれますので、パスワードを入力します。
  20.  
  21.  
  22. 初期設定
  23. 　はじめて使用する場合は、起動の直後に初期設定画面が表示されますので、必要な設定を行います。通常は、ファイルメニューの初期設定…を選択して、初期設定画面を起動します。
  24. 　初期設定のダイアログは、以下の４つのカテゴリーに分類されていますので、ダイアログ上部のタブでカテゴリーを選択してください。
  25.  
  26. ・アカウント
  27. 　アカウントモードは、さらに基本設定、その他の２つに分類されています。
  28. 　基本設定では、メールサーバのアドレスやメールアドレスなどの情報を入力します。サーバのアドレス等については、契約されているプロバイダや利用環境によって、それぞれ異なりますので、詳しくは、プロバイダやシステム管理者にお尋ねください。
  29. 　その他では、各アカウント毎にデフォルトの署名や添付書類のエンコードなどを設定します。POPポート番号、SMTPポート番号は、特に必要のないかぎり変更しないでください。デフォルトの署名や添付書類のエンコードなどは、メール送信時にも変更できます。
  30.  
  31. ・メール
  32. 　メールを返信／転送する際の設定やメールを閲覧する際の設定を行います。
  33.  
  34. ・表示
  35. 　各ウィンドウの表示フォントやカラーを設定します。また、メールのハイライトカラーもここで設定します。
  36.  
  37. ・その他
  38. 　上記以外の設定を行います。
  39.  
  40.  
  41. ウィンドウ
  42. 　MUSASHIを起動後、最初に、メールボックスのアイコンが並んだウィンドウが表示されますが、MUSASHIでは、以下の６種類のウィンドウを使用します。
  43.  
  44. ・メインウィンドウ
  45. 　メールボックスを管理するためのウィンドウです。新しいメールボックスを作成したり、削除したりします。このウィンドウは、常に表示されています。
  46.  
  47. ・メールビューワ
  48. 　各メールボックス内のメールを閲覧するためのウィンドウです。メールの概要の一覧と選択されているメールの内容を表示します。また、このウィンドウで、メールの返信、転送やメールボックス間の移動、削除などを行うことができます。
  49.  
  50. ・仮想メールビューワ
  51. 　メールの検索や受信を行った後に表示されるウィンドウで、メールビューワとほとんど同じはたらきをします。ただし、仮想メールビューワでは、メールボックスに関係なく、メールを一覧することができます。
  52.  
  53. ・メールエディタ
  54. 　メールを編集、送信するためのウィンドウです。
  55.  
  56. ・アドレス帳エディタ
  57. 　アドレス帳を編集するためのウィンドウです。
  58.  
  59. ・署名エディタ
  60. 　署名を編集するためのウィンドウです。
  61.  
  62. 　各ウィンドウは、上部にいくつかのボタンを持っており、それをクリックすることで、いろいろなコマンドを実行することができます。各ボタンに対応する動作の内容は、マウスカーソルをそのボタンの上に移動すると、すぐ下に表示されますので、それを参考にしてください。
  63.  
  64.  
  65. メールボックスの管理
  66. 　最初に状態では、以下の４つ（シングルユーザモードでは３つ）のメールボックスが存在しています。
  67.  
  68. ・受信メール
  69. 　新規に受信したメールが格納されます。
  70.  
  71. ・作成 ／送信控
  72. 　送信メールや編集中のメールを保存します。
  73.  
  74. ・ゴミ箱
  75. 　不要なメールを格納します。ゴミ箱を空にするを実行するまで、実際にはメールを削除しません。
  76.  
  77. ・共有メール
  78. 　マルチユーザで使用の場合のみ存在します。全てのユーザが使用できるメールボックスです。
  79.  
  80. １.新規メールボックスの作成
  81. 　メインウィンドウの新規メールボックス…ボタンをクリックするか、または、メールボックスメニューの新規作成…を選択するとダイアログが表示されます。そのダイアログで、名前と表示アイコンを決定してください。
  82.  
  83. ２.メールボックスの名称変更
  84. 　メインウィンドウのメールボックス名称変更…ボタンをクリックするか、または、メールボックスメニューの名称変更…を選択するとダイアログが表示されます。そのダイアログで、新しい名前を決定してください。ただし、上記の４つのメールボックスや他のユーザから共有されているメールボックスの名前は変更できません。
  85.  
  86. ３.メールボックスのアイコン変更
  87. 　メールボックスメニューのアイコン変更…を選択するとダイアログが表示されますので、新しいアイコンを選択してください。
  88.  
  89. ４.メールボックスの削除
  90. 　メインウィンドウのメールボックス削除ボタンをクリックするか、または、メールボックスメニューの削除を選択します。そのメールボックス内にメールが残っている場合には、ダイアログで確認後に、すべてのメールをごみ箱に移動します。ただし、上記の４つのメールボックスや他のユーザから共有されているメールボックスは削除できません。
  91.  
  92. ５.メールボックスの共有
  93. 　メールボックスの共有については、以降の項目で説明します。
  94.  
  95.  
  96. メールの送信
  97. 　新規にメールを送信するには、メインウィンドウの新規メール…ボタンをクリックするか、メールメニューの新規作成…を選択して、メールエディタを起動します。
  98. 　メールエディタでは、送信先のアドレス、表題などの必要事項を記入します。メールの編集が完了すれば、メールエディタの送信…ボタンをクリックすると、メールを送信します。メールエディタには、以下のような機能があります。
  99.  
  100. １.アドレス帳からの宛先の選択
  101. 　メールエディタのTo（宛先）:、Cc（コピー）:などの文字の隣にある小さなボタンを押すと、アドレス帳に定義されているグループやエントリを選択するためのメニューが開きます。そこで選択すれば、自動的に宛先の欄に入力されます。アドレス帳のグループを選択した場合は、そのグループ内のすべてのエントリにメールが送られます。アドレス帳については、以降の項目で説明します。
  102.  
  103. ２.署名の選択
  104. 　ボタンで、添付する署名を選択します。
  105.  
  106. ３.書類の添付
  107. 　メールエディタの添付書類を追加…ボタンや添付書類を削除ボタンを使って、メールに添付する書類を選択します。添付書類を追加…ボタンは、書類の追加、添付書類を削除ボタンは、書類をリストからはずします。また、デスクトップから、ファイルをドラッグして、メールエディタの添付書類のリストにドロップすることによって、添付書類を追加することもできます。
  108.  
  109. ４.添付書類のエンコード方式の選択
  110. 　ボタンで、添付書類のエンコード方式を選択します。各エンコード方式については、ユーザーズマニュアル（付録）を参照してください。
  111.  
  112. ５.送出コードの選択
  113. 　ボタンで、メール送出コードを選択します。それぞれの項目については、ユーザーズマニュアル（付録）で詳しく説明しますが、一般的には、日本語（JIS）を選択します。
  114.  
  115. ６.送信アカウントの選択
  116. 　ボタンで、送信アカウントを選択できます。
  117. 　また、メインウィンドウのボタンからメールエディタを起動する際に、オプションキーを押しながら行うと、メニューにより、送信アカウントを事前に選択することができます。デフォルトの送信アカウントは、初期設定のその他で設定します。
  118.  
  119.  
  120. メールの受信
  121. 　新規にメールを受信するには、メインウィンドウのメール受信…ボタンをクリックするか、メールメニューの受信から受信アカウントを選択します。メインウィンドウのボタンをクリックする場合は、初期設定のその他で設定されているデフォルトの受信アカウントが選択されますが、オプションキーを押しながら行うと、メニューにより、受信アカウントを選択することができます。
  122. 　メールの受信が完了すると、それと通知するダイアログが表示され（初期設定のその他でダイアログを表示しない設定を選択できます）、新着メールを一覧するための仮想メールビューワが表示されます。
  123.  
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